WANDERERS_09

キャラクター裏話・第3回です。
女性陣が続いたので今回は男性陣から2名。
『黒と赤の獣』から『ソウル』と『レイルズ』です。
ソウルは『鋼鉄騎兵フレイアス』にも登場していますが、世界観・ストーリー・キャラクターともに『黒と赤の獣』が出典元になります。
『WANDERERS』においては50歳過ぎのロートルとして出てきますが、これには理由があります。
未発表ですが『黒と赤の獣』には続編『黒と白の魔物』がありまして、この物語の時代が『黒と赤の獣』の30年後となっています。
『WANDERERS』は『黒と白の魔物』のエピソードから数ヶ月も経たない頃と想定して書きました。
両作品の隙間が30年となったのは、ハーツの放浪時代を加味してのことです。
その間はソウルたちと絡むことがなかったので、必然的に30年過ぎていたというだけの話です。
さて、そのソウルとレイルズの二人ですが、齢を重ねてもキャラは変わっていません。
いろいろ緩いが仕事のできる隊長と、そんな隊長を支える部下というキャラクターは、二人揃うと重宝します。
映画やドラマに出てくる刑事コンビみたいなものです。
『WANDERERS』における彼らのポジションは、はじめから相談役として考えていました。
フォルクヴァングのなかで貫禄と役職を兼ね備えた彼らは、若者ばかりのクルーには頼もしく映ったと思います。
もし若いままだったら、クルーからは腫れ物のように対応されたかもしれません。
惜しむらくは戦闘能力が常人よりも優れている達人でしかなく、『伊吹一葉』や『メルフィナ』のような超人ではないことでしょうか。
戦闘のたびに格下のような扱いになったのは、作者としても不憫でした。
本当はホワイト・ディーンとブラック・テンペストの激突も書くつもりでいたのですが、なぜかすれ違いばかりでその機会が得られませんでした。
というか、ハーツ搭乗のブラック・テンペストはあまりにも活躍がなさ過ぎて、存在自体いらなかったのではないかとすら……
『WANDERERS』の連載は残り数話ですが、二人の出番はまだまだあります。
若者だけではなく、壮年の活躍にも注目いただければと思います。

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